寝る時も取り外しはしません。
1日20時間以上、マウスピースを装着することで効果を発揮します。

マウスピース矯正ローコストは、歯並びの悪い状態が比較的軽い方〜中度までの方々を対象としています。
前歯上下各6本に特化した部分型のマウスピース矯正です。
そのため、口全体の矯正治療と比べて、施術する歯の本数が少ないので、低価格でご提供することが可能です。

マウスピース矯正ローコストの器具をお渡しする際、一緒にケースもお渡ししています。
ケースに保管してご対応をお願いします。

運動時も装着可能です。不安のある方は、クリニックまでご相談ください。

むし歯がある場合は、むし歯治療後の施術となります。

1日1回、水またはぬるま湯で洗ってください。
熱湯やアルコール消毒液等のご使用はしないようお願いします。（マウスピースが破損する恐れがあります。）
また、マウスピースに傷が付く恐れがあるため、歯磨き粉などの研磨剤が入っている洗浄剤で洗うことなどはしないようお願いします。
汚れが気になる場合は、歯ブラシでゆっくり優しく洗ってください。
週に1回程度、マウスピース洗浄剤を使用して洗浄することがおすすめです。

装着前に歯を磨いていただき、汚れや食べカスを取ってから装着ください。
食べかすが残っていると、細菌が繁殖し、臭い・むし歯・歯周病の原因となります。

装着したままでの飲食はできません。
マウスピースに傷や破損、汚れの付着を防ぐため、お食事だけではなく飲み物を飲む際には、必ずマウスピースの取り外しをお願いします。

紛失や破損もまれにございます。
それらに備え、1つ前のステップのマウスピースは捨てずに1か月間は保管をお願いします。

スポーツをする時も、装着が可能です。ただし、歯を強く食いしばることでマウスピースが破損する可能性がありますので、そうした場合には、マウスピースを外していただくことを推奨しています。
その際に、スポーツ時にマウスピースを外す場合は、1時間以内とし、長くても1日4時間以内に収めるようにしてください。マウスピースを外している時間が長くなることで歯の動きが遅くなり、矯正期間が延びてしまう可能性があります。

「マウスピースのお手入れ方法」を参考に洗浄していただいても臭いが消えない場合は、口内の環境に原因がある可能性がありますので、クリニックまでご相談ください。

歯ぎしりや噛み締めが強いと、擦れて穴が空いてしまう可能性がありますが、多少のヒビや穴による悪影響はありません。また、奥歯であれば、矯正治療への支障はほぼ無いと考えます。
しかし、前歯6本の箇所にひび割れが生じると、歯に掛かる圧力に影響がおよび、装置を再度製作することが必要な場合があります。
お早めにクリニックまでご相談ください。

歯科医院に連絡いただき、状況をご説明いただき、来院の手続きを行ってください。
来院までの間、現在のステップに移行して1週間以内の場合は、1つ前のマウスピースをご使用ください。
1週間以上前の装置をご使用の場合は、1つ先のマウスピースをご使用ください。どちらも装着できない場合は、クリニックへご相談ください。

再製作は可能です。再製作の料金は、お手数ですがクリニックへお問い合わせください。

矯正が終わったばかりの歯は、根元の部分が動きやすくなっています。
そのため、治療終了後2年間は、保定期間（歯の位置が安定する期間）として、リテーナーの使用を推奨しています。

リテーナーとは、矯正後の歯並びを保つための装置です。
マウスピースを取り外した直後は、歯の根元の部分が動きやすく、治療前の歯並びに戻ろうとします。こうした後戻りを防ぐ為、保定期間として2年間はリテーナーの装着を推奨しています。